身元を知る

最近、料理、洗濯、掃除などの家事全般から育児、年寄りの介護など他人を自宅に招き入れる事が多くなってきている傾向があります。
主婦で仕事を持っている人も増え、ホームヘルパーやベビーシッター、介護や介助人などを雇っている家庭も増えてきています。殆どが専門の各会社へ登録しヘルパーさんを派遣して貰うのですがインターネットの普及により、個人的なヘルパー業を携わっている人もいます。企業から派遣されている人も含め、殆どの人が仕事として決められた時間を一生懸命に作業してくれますが中には良い人ばかりとは限りません。手癖の悪い人、粗暴性の人など様々です。
手癖の悪い人は家人のいない間に金銭を少しずつ持って行ったり、高価な品物を持って行って売ってしまう人も結構います。しかも家人が余り分からない様に金銭などは全額持って行かず少しずつ持って行く様な巧妙な手口を使い、自分の勘違いとか家人の誰かがちょろまかしているのではと思ってしまったり、警察にもなかなか届けません。同様に貴金属などの品物をいざ使おうとおもったら仕舞っておいたところに見あたらい。どこか別な場所に仕舞い忘れてしまったのかと勘違いしているのだろうと思ってしまう。金銭が額が積もり積もると多額となったり、品物もいくら探しても見つからないので初めて空き巣か誰かに搾取されたと気付くも後の祭り。時間が経ってから警察に届けるがいつ取られたのかも分からず、証拠もなかなか出てこない。こういった手の込んだ事例が多く報告されていて、被害者も増加傾向にあるというがそれでも未だに分からない人は大勢いるとの事である。
またベビーシッターや介護人でも幼児や老人に身勝手な言動をして食事を与えなかったり、暴力を振るったりする人も多く、大怪我を負わしたり、最悪的には殺してしまったというニュースも流れた程である。また女性のヘルパーの中には色仕掛けで家人と深い交際へと発展、金銭を要求してきたり、依頼人宅での秘密を知り、仲間と共に脅迫してくる人もいるみたいです。
こうなる前に短期間、短時間であっても他人に居宅を任せる事となるヘルパーさんなどに対して現住所から借金状況、交友関係、人柄などを身元調査によって、きちんと把握しておく事は危機管理の一貫としてとても有意義な事なのです。もしも身元調査によって否定されるような人格であった場合、早々に契約を打ち切るとかの処置を執るべきです。身元調査は浮気の相手や結婚などの交際相手ばかりではなく、こういった場合にも大いに役立つ調査なのです。

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